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2017年7月

2017年7月26日 (水)

第271号 シェラ

シェラへ行った。パナハッチェルから直通バスで約2時間半。道中の高原から見下ろすようなバスからの眺めは美しい。土地は肥沃で家々も綺麗で大きい。土地も人々も町全体が豊かそうなのんびりとした風景が続いてゆく。

シェラはグアテマラで2番目に大きい街だ。正式名はケツァルテナンゴと言うが、現地ではそう呼ばれるのを聞いたことがない。最初に到着する乗合バスのターミナルとそれに隣接する市場の混雑ぶりと混沌さは半端ではないが、それを抜けると綺麗に整備された地方都市の趣がある。
グアテマラの他の地ではかなり一般的であるトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーが走っていない。その代わり、ミニバスが縦横無尽に走り回っていて移動に苦労はしない。しかも一率1.5ケツァル(約20円)という安さだ。

しかし、これといった名所があるわけでもなく最近は滅多に行くことはない。今回は、一昨年と同じく、頼まれていた音楽のCDを探しに行った。海賊版はあちこちで安く売られているが、オリジナル番はグアテマラシティとシェラにしかないらしい。しかも店の数もシェラに2店、グアテマラシティに2店だけだという。今回は探し物が見つかり、安心してチニートという店で焼きそばまがいを食べそのまま引き返した。今日も多いに疲れた。

シェラにはこれといった名所は何もないと書いたが、シェラからスニルという町に行く途中に温泉街がある。以前は風呂が恋しくなるとよくそこに行ったが、近年はご無沙汰だ。今回は時間があったので、そこに行って体を休めればよかった、とは後の後悔である。ゆっくり体を湯につけられるというだけで,日本人旅行者には好評の場だ。

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バスターミナル裏の市場の風景


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シェラの町並みの一部

2017年7月18日 (火)

第270号 宿とシャワー水の温度考

イシル地方との関わりができて13年ほどになるが、ホテルでも個人の家でもまだ、暖か〜いと感じるシャワーを浴びたことがない。もちろん高級そうなホテルに泊まったことはないから、僕の泊まれる安宿での話である。
宿に入り部屋を見た後でシャワーに温水が出るかどうか聞いた。若いお姉ちゃんがこともなげに、出るよといった。素直にその言葉を信じ、湯が出ることを確かめずに宿をそこに決めた。

コツァルの夜は結構寒い。体を温めようとシャワーの栓をひねる。ノブは一つしかない。一つのノブをうまく調節することでお湯の温度を変える仕組みなのだが、うん?温度が上がらない。ノブを慎重に慎重にすこーしづつ回しながら様子をみるが、いっこうにお湯にならない。

そのうち、わずかに冷たくないはない程度の水になったが、それ以上にはならない。手をかざせば、冷たくはない程度だから、頭からかぶればたまらない。きっと震えるだろう。シャワーは諦めて顔だけ洗って寝た。

あくる日に、その旨話すと、今日の夜の8時から8時半の間なら間違いなくお湯が出ると言う。昨日は少し電源が足りなかったのだと、わけのわからないことをいった。8時になるのを待ちわびて、またシャワーの栓をひねった。やっぱり水だ。粘っていると、そのうち、昨日よりはもう少しだけ暖かい水に変わった。思い切って服を脱ぎシャワーを浴びた。うー、冷たい。体を洗っていたら風邪をひくに違いない。早々に諦め服を着た。

あくる日も同じだった。翌々日はネバフのホテルに移った。そこではもう少しお湯だった。しかし体を温めるには程遠い温度だった。

毎年訪れる知人の家には今年新たにシャワーが設置されていた。もちろん水シャワーだ。僕には冷たくて水シャワーなぞ絶対に浴びたくはないが、ここらの人には水が普通なのだと思う。家の外の水道で髪を洗っている人の姿はよく見かける。シャワーがあるだけ贅沢というものだろう。

だから、ほんの少し温かみはあるが、僕にとっては水という範疇に入るこの液体は、現地の人にとってはお湯なのではなかろうかと今思う。お湯が出ないと言う僕の問いに対して、8時から8時半の間なら出ると答えたその真意はよくわからないが、決して嘘をついていた訳ではないのだろうと思う。湯は出るはずなのにこの客は何をいっているんだとと思われていたのかもしれない。
勝手な想像である。

尚、以前に何回か書いたが、イシル地方にはチュと呼ばれるマヤ式サウナがほとんどの家庭にある。これは冷えた体を温めるには、もう最高だ。その設備を備えたホテルもあるが、安宿にはない。

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イシル地方で撮ったシャワーの写真がないため、これは別の場所での写真である。この形式のシャワーは水圧もあり十分なお湯が出る。


2017年7月11日 (火)

第269号 バスと物売りと伝道師

バスに乗っていると乗客以外にいろいろな人が乗り込んでくる。一番多いのは、飲食物を売る人たち。ちょっと大きな停留所に着くとバスは5分か10分くらいは停車することが多い。止まった途端売り子たちがドット乗り込んでくる。トルティージャやタマルといった食べ物の他、果物・キャンディ・ガムやピーナツ・フライドポテト・飲物と多彩である。

食べ物以外に時計やボールペンなどを売りに来る人もいる。ものもらいもやってくる。これは、手足に障害を抱えた人が多い。その他、薬売りも多い。これは長々と口上を述べた後、座席を回ってくる。どれも皆結構売れているから、不思議といえば不思議だ。

お金とは関係ないが、キリスト教の説教師もよくやってくる。静かに語り始め、やがて手を振り上げながら声がだんだん大きくなり、終いには絶叫調になる場合が多い。運転手と宗旨が合わぬこともあるのだろうか、説教中に運転手が音楽のボリュームを上げて、説教が聞こえなくなるという場面に出くわしたこともある。逆に説教が終わると大きな拍手が起こり、バス全体の雰囲気が何となく高揚するということもあった。

バスの中も面白い。座り心地が良ければ申し分ないのだが…
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