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2017年4月13日 (木)

第260号 コツァルの宿

コツァルへはほぼ毎年行くが、まだ宿に泊まったことはない。泊まる時は何時もペドロの家に寄せてもらう。でなければ隣の町のネバフに宿をとりそこから毎日コツァルに通う。というのもこれまでずっとコツァルには宿は一つしかなく、しかもその宿は汚いと思い込んでいたからだ。もう10年以上も前にちらっと聞いた情報をそのまま信じ続けていた。同じような規模の隣町のチャフルには幾つも宿があるのに、なぜコツァルには宿がないのか不思議だった。
今回(これは2015年の話)改めてペドロに聞いてみると、コツァルにも宿は5つか6つはあると言う。わざわざ金を出して宿に泊まるならなぜうちに来ないと誘われたが、今回は宿に泊まることにした。ここがいいだろうとペドロに勧められた宿は、きれいだった。部屋も広いし、値段は50ケツァルと安い。その宿に即決である。一番高い宿の値段は100ケツァルだそうだ。えー、こんな田舎で100ケツもする宿があるのと驚いたが、よくよく計算してみれば、日本円にして1500円ほどだからさほど驚くこともないか。
50ケツァルの宿はしかしお湯が出なかった。申し訳程度のお湯しかでなかったと言うべきか。想像以上に寒くて、ほとんど水状態のシャワーを浴びるわけにはいかなかった。この時期のコツァルは久しぶりだったため、夜の寒さはとうに忘れていたが、念のためにと持ってきていた長袖シャツとパッチが役立った。体を丸めて寝た。朝はさらに寒かった。羽毛ジャケットを取り出してはおった。そんなに寒いにもかかわらず、あるいは寒かったからこそ、ノミかダニかは知らぬが僕の肌に接触を試みたようだ。
明くる日から激しい痒さにみまわれた。
100ケルァルの宿に泊まったわけではないので比較はできないが、安いと思った50ケツァルにはそれなりの理由はあった。しかし、宿の問題点ではなく、今回はコツァルにも幾つかの宿はあるのだという報告である。

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