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2015年12月16日 (水)

第250号 パナハッチェルへの移動と大統領選挙

10月25日はグアテマラ大統領の決選投票の日だった。この日にアンティグアからパナハッチェルへ移動した。アンティグアはごく普通の何時もと変わらぬ日常に見えた。しかし、パナハッチェルでは投票のために、目抜き通りであるサンタンデールが車輌通行不可となっていた。そのため、シャトルバスはずっと手前で右へ曲がり、サンペドロなどへ行く船着場の前で止まってしまった。ここで降りろと言う。さて困った。僕が投宿予定の宿はずっと離れた所にある。ぎゅうぎゅうに詰め込んできたスーツケースは絶望的に重い。道はガタガタでスーツケースの車輪が壊れそうだ。途中でトゥクトゥクを拾いなんとか宿までたどり着いたが、もうクタクタだ。明日はあちこちが筋肉痛にちがいない。
宿は、日曜日なのにガラガラで宿泊客は僕一人のようだ。選挙のため誰も移動せず旅行なんかしないのだそうだ。街に出て見た。多くの店がしまっていた。客がなくて商売にならないらしい。選挙会場への行き帰りで人は多かったが、街としての活気はない。
12年前に始めてグアテマラへ行った。その時も次期大統領選挙をやっていた。選挙当日に、今日・明日は危ないから出歩かないようにと言われた。負けた候補者の支持者が何をするか分からないから、というのが危ないという理由だった。その年は、ボヤやら小さな小競り合いなどがいくらかあった程度で大したことはなかった?が、それ以前はひどかったらしい。選挙に勝つ最も効果的な方法は相手候補を消すことだという、あながち冗談ばかりでもなさそうな話も何度か聞いた。その頃に比べたら随分平和になったのだろうか。パナハッチェルの観光地としてに活気はなかったが、僕の目には平穏そうには見えた。
注目の?大統領選挙は、元コメディアンで政治には全くの素人だというジミー・モラレス氏が当選した。初の女性候補のサンドラ・トーレスは完敗だった。はた目にも、今のグアテマラの政治の舵取りは困難な課題山積みに見えるが、さて新大統領の力量やいかに。
選挙の翌日の新聞ディアリオはほぼ全面が選挙に関する記事だった。
写真は当選したジミー・モラレス氏の写真である。コツァルで見たものだ。マノドゥロー(固い拳)をシンボルとする右派政党の支援を受けているらしい。全くの独断であるが、この政党の支持を得ているようでは、あまり期待はできそうにない。
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