« 第239号 墓 | トップページ | 第241号 釣銭 »

2015年3月15日 (日)

第240号 一日の売上いくら?

 パナハッチェルのメインストリートで民芸品店を営むベルタに、一日にどれくらいの売り上げがあればいいのか聞いてみた。「うーん、350ケツァルくらいあればいいのだけど、なかなかそうはいかないのよ」と朗らかに教えてくれた。目標には遠く及ばないらしい。2時間か3時間くらい店の奥に座って話をすることも稀ではないのだが、其の間全く売れない様子も何度か見たので、目標を達成できていないことは容易に想像できる。まるで高知における我がグアテマラ民芸品店のようなものだ。

 それはさておき、一日の売り上げ目標の金額の根拠も教えてくれた。その計算の仕方が面白い。とにかく生活にかかる費用を全部日割りして行くのだ。一日に店の家賃がいくら、朝食・昼食・夕食代がいくら、途中に食べるおやつ代がいくら、娘の授業料が一日いくら、学校に行くバス代がいくら、電気代云々とはてしなく続いていく。そしてそれらを総合計した額にいくらかプラスした額が350ケツァルになるというわけだ。普通、そんな計算は日割りではしないでしょう、と思うがグアテマラでは良くあることなのだろうか。仕入れの値段まで日割りとなるとなんだか正確な計算になるのかどうか、どうも怪しい。しかし、こんな計算で商売も生活も成り立っていくのだから面白い。ちなみに、350ケツァルは約5000円である。店の家賃は一日30ケツァルで、日本円にして450円程度ということだ。月にすると、家賃約135百。

 目標には達しないということだが、ここの商売で生活できているわけだからそこそこは売れているのだろう。その、そこそこがいくらなのかを聞いてみたかったが、今回は遠慮した。もっと仲良くなったら聞いてみよう。

« 第239号 墓 | トップページ | 第241号 釣銭 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1432627/59280068

この記事へのトラックバック一覧です: 第240号 一日の売上いくら?:

« 第239号 墓 | トップページ | 第241号 釣銭 »

無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30