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2014年10月

2014年10月26日 (日)

第220号 屋台もどき食堂

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これはロスエンクエントロスで撮ったある食堂の入り口写真だ。このような感じの店が幾つも並んでいる。空腹時などはこの光景を見て匂いを嗅ぐともうたまらない。どれを見ても如何にも美味そうだ。ビールの1本も飲みたくなる。

 が、実際は見た目ほどにはうまくない。肉が硬かったり、塩辛すぎたり、味がむちゃくちゃ濃すぎたり、といろいろだ。これは美味い!というのにはまだ出会ったことがない。でも、そのうちきっと出会うだろう。値段は250円くらいかな。

 グアテマラで日本と同じ衛生基準をもってきても仕方ないが、この店は交通量の非常に多い通りに面しており、そこに舞う埃の量は半端ではない。そんなことは気にせず食べることが肝心だ。

 

2014年10月19日 (日)

第219号 シェラへ行く

 シェラへ行く。シェラの正式名はケツァルテナンゴといいグアテマラ第二の都会なのだが、一般的にはシェラと呼ばれている。正式名で呼ばれているのをまだ現地で聞いたことがない。パナハッチェルから直通バスが出ている。約2時間半の旅だ。

 バスの旅は疲れる。最初は空いていた。余裕だなと座っていたが、空いていても疲れる。今回のバスは、座席が前に傾いている。力を入れなければ足腰がまえにすべる。座席と座席の間が狭いから膝は前の背もたれ部分に当たる。これがまた鉄製だからたまらない。次第に混んでくる。混んでくればなおさら疲れる。身動きが取れなくなる。道は山間部を通っているからクネクネ度もすごい。その道を運転手はすごいスピードで走り抜けて行く。体は左右に揺れっぱなしだ。手にも足にも力が入る。混んでいる時は、足の位置すら変えることができないほどだ。同じ姿勢での、しかも揺れ動く数十分はつらい。バスは乗っているだけで相当なエネルギーを消費する。考えようによっては、別にこれといった運動をしなくてもバスに乗るだけで体が鍛えられる。今回助かったのは、家屋が多くなれば必ず約15メートル毎くらいにあるクムロと呼ばれる道の凸がこの区間にはなかったことだ。この凸の衝撃は相当のものだから、これがないとかなり助かる。

 やっと終点のバスターミナルへ着いた。このバスターミナルと、それに続く市場の喧騒がまたすごい。やっとバスから解放されたと思ったが別のカオスが待ち受けていた。

 今回のシェラ行きの最大の目的は、ネバフの知人の娘に会うことだ。それにもう一つ目的があった。クンビアのレコードを探すことだ。会う約束の時間までにはまだ間がある。そこで、バスターミナルから歩いて15分程の所にあるモール街に行く。僕の情報では、コピーされたものではなくオリジナルのレコードはシェラとグアテマラシティにしか売っていない。そして、シェラではこのモール街の店にしかないらしい。このモール街はバスターミナルやそれに続く市場とは別世界だ。店も建物も綺麗に整備され、日本にある大型モール街とかわらない。バスターミナルの喧騒との差に戸惑う。結局今回も探すレコードはなかった。結局非グアテマラ的雰囲気?を少し味わっただけで、娘さんに会う約束の場所に向かった。

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2014年10月12日 (日)

第218号 虹色の国のレストラン

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 グアテマラはレインボウカラーの国だといわれる。複雑かつ鮮やかな織物の色合いを表現した言葉だろう。特に女性の着る上着(ウイピル)の鮮やかさには目を奪われる。野外の市などに行くと行き来するウイピルを着た女性たちを見ているだけで、何時間でも楽しめてしまう。

 だが、レインボウカラーはウイピルに限ったことではない。写真はパナハッチェルのあるレストランのテーブルを撮ったものだ。何とも目を引くド派手なテーブルクロスであるが、この地では周りとよく調和している。テーブルの上に乗っている飲み物はオルチャータという名の米で作ったジュースで、真っ白なのだが、テーブルクロスの色が映って淡いピンクに見える。

2014年10月 5日 (日)

第217号 マヤ人への差別

もし、娘が日本に行ったとして、日本人の男性と結婚することは可能かと真顔で聞かれた。意味がよくわからず答えあぐねていると、「インディヘナ(原住民)と結婚することは問題ないのか?」と重ねて聞かれた。グアテマラ人との結婚ではなくてインディヘナとの結婚が問題ないのかという問いである。その言葉を口にだしはしなかったが、差別について問うているのであろう。「もちろん問題ないよ、愛の問題だよ」と答えたが、いろいろな思いが頭をよぎった。

 

 マヤ民族に対する差別というのは一般的にはよく語られる。かつての内戦時代には殲滅作戦も試みられた民族だ。マヤ遺跡とマヤの人たちによる織物と民芸品と、グアテマラ観光とその収入の多くはマヤに依存している。しかし、それにしては生身のマヤの人たちの存在は軽く見られている。短期滞在者にしか過ぎない僕にもいくらかはそれが見える。上記の質問も日常的に差別を感じているからこそ発せられる言葉だろう。

 

 日本ではマヤの人間と結婚するのにハードルはないのかと問うて来たその人ともう一度ゆっくり話がしたいなと思っていたが、果たせぬまま帰って来てしまった。次の機会に是非。結婚に問題ないよと答えたが、そう簡単に大手を振って赤面もせず答えられるほど日本という国は差別フリーの国ではないのが辛い。

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