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2014年6月

2014年6月29日 (日)

ドルと両替

昨年までいつも使っていた銀行では、口座を持たない人の両替はできなくなったと言う。これは困ったことだと思案していると、銀行員とのやり取りを聞いていた客の一人が、あそこの銀行なら替えてくれるよと教えてくれた。そこへ行ってみる。そこは確かに替えてくれたが、両替限度があって、一人につき1週間に200ドルまでだというではないか。1週間200ドルではなんともならない。それに今日当面の宿代としてまとまった金が必要なのだ。
他の銀行を探す。目抜き通りから少し離れたところにあった。確か去年も一度来たことがある。ここでは月2000ドルまではだいじょうぶとのことだ。ちょっと一息つけた。しかし、買い物のことを考えるとこれではまだ足らない。
次の対策を考えねばならぬ。そこで、パナハッチェルのあるソロラ県の首都ソロラまで行って確かめた。ここにはパナハッチェルにはない銀行もいくらかある。結果は、ダメ。銀行に口座のない人の両替はできないと、申し訳なさそうに断られた。しかし、いくら申し訳なさそうな顔をされてもなんの慰めにもならぬ
一つだけ、おそらくメキシコ系の銀行だと思うのだが、両替可能という。しかし、極端にレートが悪い。これだと、町の両替屋と変わらない。
カードを使って自動支払機から現金を引き出せば簡単なのだが、過去2度ほどトラブルがあったこともあり、これはできればあまり使いたくない。クレジットカードは、使えない店が多い。使えても10%以上の手数料を取られることが多くこの使用もできれば控えたい。それに、できれば持っているドルを先に使い切りたい。
それにしても不便なことよ。両替をたくさんして、たくさんの金を使ってくれれば、グアテマラにとっては喜ぶべきことだと思うのだが、さてさて、何を考えているのやら。
結局、知り合いのグアテマラ人に頼んで両替してもらうことにした。グアテマラ人に両替してもらうと、100ドルにつき5ケツァルから8ケツァルくらい余分に取られる。これは知人が手数料をくれというわけではなく、銀行のシステムがそうなっているらしい。我々が交換するのとグアテマラ人が交換するのとではレートが違うというわけだ。これもわけのわからない話だ。
しかし、少し割安だが、これは許容範囲だし、換金問題は一応めでたく解決した。
何度か換金を頼む知人には帰る前に日本食をご馳走する予定だ。

2014年6月22日 (日)

雨季の道路

今回は5月末から7月初めにかけての滞在だ。雨期の最中である。ウキは約半年続くのだが、どうもこの時期が最も雨量の多い時らしい。完全に来る時期を誤まったと後悔している。来て間も無く豪雨の降ったパナハッチェルは出入り口を閉鎖され陸の孤島と化した。流れ続ける雨水とがけ崩れの恐れからである。地元の人はトルメンタ(嵐)と呼んでいた。
トルメンタほどではないにしてもちょっとまとまった雨が降ると困ることがある。降っている時はもちろん雨が止んだ後もしばらくは長靴がないと道を歩けないことである。ぬかるむからではない。道路が簡単に川と化してしまうのだ。
普通道路は緩やかな凸状になっている。それはここでも同じなのだが、道路の両脇に側溝が無いために、水は逃げ場がなく、両横を傾斜に沿って流れてしまう。道の左右両側が川と化すのである。飛び越せる程度の幅ならいいのだが、飛び越せないほどの水流となることがしばしばある。
一方、石畳で有名なアンティグアの道路は完全にボコ状になっている。真ん中が凹んでいるのである。当然ここでは水は真ん中を流れて行く。形は違うが雨が降れば川になることはいずれも同じだ。時にはごうごうと音を立てて流れる。せめて、くるぶしから少し上までは濡らすくらいの覚悟とちょっとした跳躍力があればどうということは無いし、実際現地の人は皆そうしているのだが、最近冷え症気味の僕にはどうもなじまない。
尚、パナハッチェルの目抜き通りをほぼ平行に走る道路は最近再舗装され側溝がつけられている。これを見ると顔が少しほころんでしまった。ちょっとづつちょっとづつ変わっていく。

どうしても写真がアップできない。今回は写真なしで。

2014年6月15日 (日)

洗濯物

雨が多くてカラッとしている時間が短いため洗濯しても乾かない。
洗濯は、頼めば今滞在しているホテルでもしてくれるのだが、ここには乾燥機がないため時間がかかる。雨が続けば何日も却ってこない。そこで洗濯屋さんに持って行く。観光客の多い場所にはあちこちに洗濯屋がある。朝頼めば午後3時か4時には出来上がっている。とても便利だ。値段は重さで決まる。普通、1週間分の汚れ物で25から30ケツァルくらいかな。日本円にして350円から400円くらいだ。
我々の年代の考え方からして、普通パンツくらいは自分で洗うものと思っていたが、ここで考えが変わった。靴下も下着も皆出す。
今はパナハッチェルという観光地にいるから洗濯屋さんは簡単に見つかるが観光地以外ではそうはいかない。洗濯屋に洗い物を依頼するというのはこちらでは一般的だとはとても思えないから、そもそも洗濯屋さんというものがあるのかどうか。観光地でないところでは同じものを何日も着用するか、乾き時間を考慮に入れてこまめに自分で洗うこととなる。

写真はホテルから見える隣の洗濯物。もう何日もぶら下がっている。
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2014年6月 8日 (日)

チョコレート水

ロス・エンクエントロスという最寄の分岐点をすぎるとバスはグングンと急坂をくだりはじめる。下り切ったところがパナハッチェルだ。正確には知らないが、その標高差は500mか600mくらいはあるだろうか。その標高差をバスは30分くらいで下って行く。
ソロラを過ぎ眼下にパナハッチェルが見え始めた。町の端に川が流れているのだが、その河口からかなり広い範囲に渡りアテトゥラン湖が濁っており、ちょっと異様に見える。
ホテルについて顔を洗おうと水道栓をひねる。出てくる水は茶色だ。最初は水道管の錆かなと思ったが何時まで経っても色が変わる気配はない。山の上から見た茶色の水がそのまま水道から出ている感じだ。
この地に住んでいた韓国人からパナハッチェルの上水道の水はアグア・チョコラーテ(チョコレート色に濁った水)だと昨年聞いたのを思い出した。その話を聞いた時は乾季だった。その時は,別に水道水に目に見える程の色が着いていたわでもなく聞き流したが、雨期の今は浄水場に流れ込む濁った水がそのまま出て来ているのかなと,その浄水能力を疑ってしまう。
少し前の僕なら、飲みはしないにしても、口をゆすぐぐらいは別に気にせずしただろう。しかし、体調に少し不安のある今はその気にはならない。歯ブラシを濡らすだけでも抵抗がある。本当に弱気だ。
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2014年6月 4日 (水)

グアテマラへ番外編2

27日は飛行機の中でよく眠った。夜は湯船にも浸かった。28日はごく普通に目覚め食事もした。体は少し重かったが特に問題はなく順調だった。これから先もそのはずだった。
29日の夕方突然強い便意を催した。激しい下痢だ。トイレから離れられない。吐き気もある。腹もキリキリと痛む。冷や汗が出る。めまいも始まった。このまま倒れるのではないかと急に気弱になる。あれやこれや悪いことばかり頭に浮かぶ。
トイレから這うように出るとベッドにうつぶしたまましばらくは動けない。ちょとした下痢くらいですぐ薬を飲むことはないのだが、今回は不安が先に立つ。おそらく無関係だと自分に言い聞かせるが、3年前に脳梗塞で倒れた時の状況が頭をよぎる。持っていた、陀羅尼助丸と梅肉エキスを飲む。ついでに抗生物質も飲んだ。何がどう効いたのかはわからぬが、下痢はおさまった。長い長い夜だった。
30日は、アンティグア在住のアキコさんと会う約束になっていた。しかし,今はそれどころではないと電話し、状況を説明した。電話先でアキコさんが、それは大変だ、すぐおかゆでも作って持って行くわと言ってくださった。一応口先では断ったが、声も気持ちも断ってはいなかった。日本人に会えるというだけで嬉しかった。
数時間後、何時もの元気そうなアキコさんがお粥と梅干と塩昆布と熱いお茶を持って訪ねてくれた。腹が減っていると言うには程遠い体調でもちろん食欲もなかったが、美味しかった。梅干の種も味がしなくなるまで舐めた。先ずはお粥を届けてくれた後、消化に良いからと、りんご・バナナ・ヨーグルトと栄養補給用のシエロと呼ばれる飲み物を買いに行ってくださった。感謝感謝である。
アキコさんの運んでくださった食べ物のおかげで、あのすごい下痢は一体なんだったのだろうと思うくらい急速に体力は回復した。迷いに迷ったが予定をキャンセルすることなく、31日にはパナハッチェルに向かって出発した。2時間半のバス旅である。
パナハッチェルには無事到着したが、アンティグア出発前から少し気になっていた咳とクシャミがひどくなり喉が腫れて痛い。
今思うに、アンティグアに着いた最初の夜にぬるいお湯に長く浸かりすぎて体が冷えたのが、全ての始まりだったのかもしれない。やわな体になったものだ。

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2014年6月 2日 (月)

番外編 グアテマラへ

5月27日の午後6時55分発予定の飛行機は、8時25分に出発した。1時間30分の遅れである。ヒューストン空港で1時間半ほどある予定だったグアテマラへの乗り継ぎ時間は1時間ほどしかない計算になる。ヒューストン空港は初めてで勝手は全くわからない。乗り継ぎ時間の短さを避けて今回は、何時ものアメリカン航空ではなくてユナイテッド航空に変えたのになんということだ。
機は、現地時間の午後8時15分にヒューストン空港に到着した。グアテマラへの出発便は9時27分発だ。1時間15分ほどある。よし,行くぞと気合を入れる。
ヒューストン空港には乗り継ぎ便使用者専用の入国審査ボックスが有り,列に並ぶことなく簡単に審査は終わった。これには助かった。荷物は取り出す必要はなく,グアテマラまで直通だ。続く出国審査場はごった返していたが,意外にスムーズにすすんだ。全てを終えて時計を見たらまだ40分の余裕があった。やれやれ,難関は突破した。
グアテマラ空港からタクシーに乗り、宿に着いたのは午後11時を回っていた。予約していたホテルは値段の割りにはなかなかのものだ。水圧が有りシャワーの勢いもいい。おまけになんと浴槽付きだ。湯は少しぬるめだったが、湯船の中で体を伸ばしご機嫌だ。
ベッドに入ったのは午前1時を回っていた。我が家を出発してから28時間が経過していた。Image


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