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2014年3月

2014年3月30日 (日)

第191号 アグアチョコラーテ(チョコレート水)

 

パナハッチェルで現地在住の韓国人男性と出会った。水の話になった。彼の話の中で「アグアチョコラーテ」という言葉が何回かでてきた。直訳すればチョコレート水だが、話の流れからすればチョコレート飲料ということはありえない。僕には何のことかしばらく解らなかったが、同席していたグアテマラ人はフンフンと頷きながら聞いていたから普通に使われている言葉なのだろう。

 その韓国人は、普段使う水に大変興味があり、行く先々で上水道を見て回っているらしい。自治体によって、そのまま飲める水から濁って匂いのあるものまで様々だという。そこで「アグアチョコラーテ」だが、チョコレート入り飲料などという甘美なものではなく、貯水場でチョコレートと同じように茶色をした水、すなわち泥水ということだそうだ。パナハッチェルの水道から流れてくる水は、この「アグアチョコラーテ」らしい。彼は何度か市役所に行き、この泥水を何とかするよう訴えたが、全く聞いてもらえないとこぼしていた。

 別にアグアチョコラーテでなくても、グアテマラでは僕は水道からの生水は飲まないことにしているが、さて現地の人はどうなんだろう。かなりの人が水道水を飲んでいると思われるし、普段は消毒水を買って飲んでいる人も歯磨きとかうがいとか食器洗いにはやっぱり水道水だ。水道水をそのまま飲めば、日本人ならさしずめ下痢のオンパレードといったところだろうが、現地の人はそうでもないようだ。雑菌に対する抵抗力ができているのだろう。衛生衛生と純粋培養されたに日本人の胃腸では到底かなわない。

 消毒済みのボトル入りの水はどこにでも売っている。サイズは500CC程度から30ℓ程度まで様々だ。

写真は僕がよく買う1ガロン(約4ℓ)入りの飲み水である。

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2014年3月23日 (日)

第190号 マンゴー

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今日は3月23日だ。この時期は例年だとグアテマラなのだが、まだ日本にいる。次はいつ行くか決めていない。グアテマラの知人からいつ来るのかと催促?のメールがよく届く。今決めていないということは、早くても4月の末か5月になってからの出発になるだろう。だとすれば、気がかりなことがある。雨季に入るのではないかという心配もあるのだが、それはさておくとして、今年はマンゴーが食べられないのではないかということだ。5月になると雨のせいもあるのだろうが、マンゴーの果肉の中に虫が発生して食べられなくなるのだと以前に聞いた。5月初めだと大丈夫だろうか。2月末から出始め、3月4月と市場はマンゴーであふれるが、さて5月はどうなんだろう。3月4月だけでは期間が短すぎるから、きっと5月もまだ最盛期だ。そう思いたい。マンゴー食いてー。写真のような赤くて大きいのよりも中型で黄色のやつがうまい。

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2014年3月16日 (日)

第189号 編み物バッグ

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トドス・サントスという村はウエウエテナンゴ県の中の小さな村で、その村の女性たちによって紡ぎだされるきれいな織物とクチュマタン山脈に囲まれた景色のよさで有名だ。そして、もう一つ、織物ほどではないにしても、男性によって作られる緻密な編み物もまた有名で人気がある。村を歩いていると、家の前でウイピルを織る女性の姿は日常の風景だったし、編み物に励む男性の姿もちらほらと見られた。

パナハッチェルには、僕の知る限り、トドス・サントスの製品専門店が二つある。いずれも店主はトドス・サントスの出身者だ。その二つのうちの一つの「ティピコ・レティ」という店の主人に少し話を聞いた。故郷では仕事がなく生活できないためにこの街に出てきて、古里の製品を売る店を始めたのだそうだ。トドス・サントスはきれいな織物の方が有名なのだが、この店はその織物ではなく、男性の作る編み物バッグ専門店として始めたという。始めて数年は順調だった。しかし、だんだん編み物をする男性が少なくなり、製品の調達が困難になってきた。非常に緻密で完成させるのに一個につき一週間はかかるとのことだ。その分どうしても高くなる。ただでも高いうえに編み手がいなくなるのだから値段はうなぎのぼり。数も少ないうえに高価なのでだんだん商売として成り立たなくなってくる。

そこで女性の織物を加工した製品を作り売り始めた。だが、織物も決して安くはないため売り上げに限界がある。そこで、今は、客の要望があれば、よその村の素材の製品も作っているとのことだ。確かに、店の中にはあちこちの村の製品も飾ってある。

 トドス・サントスの街角から編み物をする男性の姿が消えるのも時間の問題かもしれない。細々とではあっても編み物は残っていくのだろうか。一つの文化・技術が消えていきそうで、部外者の目から見ればとても寂しい。

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2014年3月 9日 (日)

第188号 住居に関する見方の違い

マヌエラの家の2階の2方向には壁がなかった。隣の家のブロックの壁が、そのままマヌエラの家の壁になるという格好だった。壁がないのだから風などは入り放題だ。何年間それで済ませてきたのかは知らないが、2012年に訪れた時には、壁を作りついでに幾分か部屋の改装もするための工事をしていた。そして一年後に訪れた時にはもちろん工事は終わっていた。確かに壁は出来ていた。しかし、板とトタンを簡単に打ち付けただけの壁だし、途中で工事を止めたようにもえる。板と板の間はかなり空いている。風はかなり自由に出入りできそうだ。改修にはかなり長い時間がかかったようだが、壁も含めて少なくともきれいになったようには感じない。別にお金がないということでもなさそうだ。窓を重視しない、光を重視しない、見た目も重視しない。別にこの家に限ったことではなく、この地域の人々の住居に対する思いは私とはだいぶ違うようだ。

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2014年3月 2日 (日)

第187号 飲み物・お菓子

アンティグアにいつも行列の出来ている店があった。老若男女を問わず、いつも人で溢れていた。外見からは何の店か検討もつかなかった。見ようによっては薬屋にも見えた。ある日、中に入ってみた。お菓子屋さんだった。日本では見たこともないたくさんの菓子が並んでいた。

 グアテマラの人たちは実に甘いものが好きだ。しかも、奥ゆかしい甘さではなく、砂糖をまぶしたような甘さがどうもお好みらしい。食事は結構辛いのに、お菓子類などは極端に甘い。この傾向は暑い国に共通なのだろうか。他の中米諸国でもインドや東南アジアでもよく経験した。

 さて、グアテマラ人の甘い物好きは、お菓子に留まらない。飲み物も甘いものを実によく飲む。しかも食事中に飲む。コカ・コーラ・セブンアップ・ペプシコーラを筆頭に甘い炭酸入りがお好みのようだ。店で作る生ジュースももちろんあるが、値段が高い。コカ・コーラを飲みながら食事なんて、どうも僕の趣味にはあわないが、ここでは一般的らしい。その他、フレスコスと呼ばれるいろいろな清涼飲料水、例えば、米の汁とパイナップルジュースをミックスしたものなど、日本ではお目にかかれないものもたくさん有る。概して美味しいのだが、ケーキを食べながら飲むのならまだしも、食事の友としては感心できない。ちなみに、日本のお茶に変わる飲み物は見かけなかった。あえて言えばコーヒーだろうか。しかし、コーヒーは19世紀の後半になってから栽培され始めたものだろうから、それ以前から飲まれていたものがきっとあるはずなのだろうけど、それは何だったんだろう。

 アルコールを飲みながら食事という習慣もあまりないようだ。もちろん酒飲みがいないわけではない。僕の知る限りでは、酒は店先で飲む。ひたすら、つまみもなしで飲む。これも僕には馴染めない。やっぱり酒は、ピーナッツでもつまみながらがいい。

 とはいいながら、下はある日の昼食時にたのんだ食事とレモネードの写真である。なかなか立派な入れ物に入っていた。

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