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2013年1月20日 (日)

第132号 アルコール依存症対策

泥酔して道端で寝転がる人たちの様子について以前書いたことがある。特に地方に行くと激しい。知り合いにもそういう人たちがいるだけに身につまされる。

 それはさておき、アルコール依存症へのかかわりについて、今回はアンティグアで聞いた話だ。何年か前のことになる。

ステイ先にトムという名のアメリカ人の青年が来た。サーフィンが大好きだという陽気な青年だ。年のころは35歳前後だろうか。コーヒーも紅茶も飲まない極めてストイックな青年だ。「酒も飲まないの?」と聞いてみた。軽く聞いただけなのだが、アルコール依存だった過去のことを語り始めた。酒におぼれ、人間関係は崩壊し、借金はかさみどん底生活を味わったという。何かの縁で、禁酒会に入り、以後酒はやめた。禁酒会に入ってからは友達もたくさんでき人生がとても楽しくなったと嬉しそうに語ってくれた。旅先の、アンティグアでも禁酒会に通っている。ドーニャ・ルイサという有名な軽食喫茶店があるのだが、そこで禁酒会例会があるらしい。トムは、グアテマラに来る前にインターネットで調べ、その会のことを知っていたらしいし、グアテマラを訪れる外国人のために出されている英語の旅の案内誌レビューにもその禁酒会の案内が載っている。これは2重の驚きだった。

一つは、イシルなどの田舎では何の対策も施されていないと思われるアルコール依存症についての対策がアンティグアにはあったということ。もう一つは、外国人のための旅行案内書にその案内が載っているということ。

日本の旅の案内書に、禁酒会への誘いが載っていたりするだろうか?

 

 恐らくこれはグアテマラ内部で作られた組織ではなく、外国人対象としてグアテマラ在住の外国人が立ち上げた組織だと思うのだが、いずれにせよ、そのような組織が広がることはいいことだ。グアテマラ中にこの動きが影響を及ぼしてくれるよう希う。

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