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2012年7月29日 (日)

第107号 ピクニック

コツァルのコデアルテコのピクニックに招待された。年に一度のメンバーのお楽しみ親睦会なのだが、今回は恐らく、僕の訪問時期にあわせて設定してくれたものだ。年に一度なのだが、今回は都合の付かない人が多くて総勢10人ほどだ。行き先はこの地では有名な滝のほとり。10分ほどバスに乗り、あと40分ほど山道を歩く。鍋や食料を皆たくさん抱えている。

目的地に到着したらすぐ食事の準備だ。火をおこす人、練り上げたトウモロコシ子をバナナの葉にくるむ人、肉の準備をする人、皆テキパキと動きが早い。ぼけーと眺めているのは僕だけ。今から思えば、料理の仕方などじっくりと眺めていればよかったのだが、そこらを散策し、内戦中に人々が隠れていたという洞窟など見て回った。

1時間半ぐらいたったころ料理ができあがった。トウモロコシの粉をバナナの葉に包んでゆで上げた「タマル」と「牛肉の煮込みトマトソース味」とコーヒーだ。移動するときも食事の準備をするときもみな静かだったのだが、食べ始めるとにぎやかになった。コツァルで計何十回も食事をしたが、牛肉を食べるのは初めてだ。しかも塊が大きい。以外に柔らかい。こんな牛肉が出るというだけでも、やっぱり今日は特別なのだ。

食事の後は、後かたずけをして、そこらを少し歩き、水辺で少し戯れて、そしておしまい。歌があるわけでもなく踊りがあるわけでもなく、何か余興があるわけでもない。しかし、みななんとなくウキウキした様子が感じられる。僕も、何となくほのぼのとした気持ちになった一日であった。

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