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2012年2月

2012年2月26日 (日)

第85号 雪隠・紙事情

日本の知人に踊りと歌のDVDを頼まれて、それを探すためにシェラという町に行った。シェラは首都グアテマラシティに次ぐグアテマラ第2の都市だ。この町の正式名はケツァルテナンゴというのだが、グアテマラではシェラでとおっている。

 バスターミナルの横の馬鹿でかくかつ御世辞にもきれいとはいい難い市場を越えて、20分くらい歩いたところに、市場の猥雑さとは程遠い、大きくてきれいなモールがある。恐らくグアテマラシティとここシェラにしかないモール街だ。日本でいえば何ということはないモールなのだが、グアテマラで見るとちょっと驚く。電気製品・衣類・靴・おもちゃ・本屋などハイカラな店が並んでいる。ファーストフッドなどがたくさん入った食堂街もある。

 この食堂街の横にトイレがある。グアテマラではどこのトイレもほとんど有料なのだが、ここのトイレは無料だ。先ずそれに驚く。しかも、とてもきれいだ。手洗い後の電気乾燥機も付いている。トイレの中ももちろん掃除が行き届き不満はない。感心しながらトイレに座る。尻を拭こうとトイレットペーパーをカラカラと引き出す。なんの問題もない。

 だが、トイレットペーパーの入った容器をよくよく見ると鍵がかかっている。え、なんでトイレットパーパー入れにカギ?

 無料の、綺麗な、誰でもが利用できる、手の乾燥機までもがついた、手入れのいきとどいたトイレと、トイレットぺーパーホルダーについた鍵。この不釣り合いさに笑ってしまった。そして、トイレットペーパーがまだまだ貴重品であるグアテマラの現状にひき戻された。鍵がなかったら、トイレットペーパーを持ち帰る人がいるということなのだろう。

 CDにしろDVDにしろ、ちょっとした街にはいくらでも売っている。だのに、何故シェラまで出かけなければならなかったのかというと、そこいらの町で売っているのはすべてコピー商品であり、いわゆるオリジナル製品は無いからだ。僕が知る限りでは、コピーではないDVD(CDも)を売っているのは首都グアテマラシティとシェラだけである。 蛇足ながら、シェラまで行きながら、求めるものは捜しあてられなかった。

ロールを持ち帰ることはまかりならぬ!!ということかな?

2012年2月19日 (日)

第84 停電と断水

 パナハッチェルでのホテルでの出来事だ。

面倒くさくて3日ほどシャワーを浴びていなかった。いくらなんでもと4日目にシャワーの栓をひねった。お湯は上等に出る。タオルに石鹸をつける。泡立ちよし。やっぱりシャワーは良いなーと悦に入りながら上半身を洗い終わったころだ。突然電気が止まり真っ暗になった。数秒後には湯も止まる。体についた石鹸を流し終わらないうちに水になった。日本の冬に比べたら寒さは知れているとはいうものの、この時期(12月・1月)がグアテマラでは一番寒い。水シャワーは願い下げだ。大慌てで石鹸を流し、手探りでパンツを探し、ほうほうのていでベッドにもぐりこみ体を温める。

やがて灯がともった。しばらくして、もう大丈夫だろうと再びシャワーの栓をひねる。体を洗い始めたとたんまた停電だ。そりゃーないぜ、と心の中でつぶやくが、よく考えたらそう珍しいことでもない。

これはパナハッチェルでの出来事だが、イシル地方では、45時間停電することはよくある。断水はもっと頻繁だ。と言うより、一日中水が出ることの方が珍しい。

慣れてしまえば、「こんなもんだ」で済ませるのだが、「こんなもんだ」ではなかなか済ませられないのが、ホームステイをしていて、ウンコをし終わってホッとしたところで水が出ないのに気づくときだ。洗濯槽に水がたまっていればそこの水をバケツでくんできて流すのだが、それもない時がよくある。 それにはまいる。そこを平気でやり過ごすようにならないと一人前ではないのかもしれない。

2012年2月13日 (月)

第83号 道の凸

 グアテマラでは、人家が集まったところに近づくと車のスピードが極端に落ち、やがてがくんと衝撃が走る。初めての時は何ごとかと後ろを振り返る。30メートルも走るとまた衝撃だ。ひどいところではこれが10回くらい続く。道路に設置された凸のせいだ。グアテマラの道路には、郊外はともかくとして、町中にはいたるところにかなり高さのある凸がある。車がスピードをだし過ぎないようにしてあるのだという。要するに歩行者保護のためである。といえば聞こえがいいが、そうでもしない限り、安心して歩けないということであろうか。鳴らしたって無駄だと分かっていても警笛はならし放題、狭い道をギュンギュンガンガン飛ばし放題。車の運転は実に荒っぽい。その意味で、この凸の存在は歩行者にとってありがたい。しかし、車に乗っている側からすればたまらない。ガクンガクンと車が大きく揺れ、用心しないとむち打ち症にでもなりそうだ。クッションの悪い座席では尾てい骨にも響く。居心地が悪いというよりは苦痛である。
 人家の周りではスピードを出しすぎないようにという発想やよし。しかし少しやりすぎ。車の乗客にとっては体に悪影響を及ぼしそう。

これだけの凸なのだが衝撃は想像以上 こんなのもある。

2012年2月 5日 (日)

第82号 グアテマラから送った荷物

昔は、スーツケースとリュックに重量ぎりぎりの荷物を詰め込み、機内用にはさらに少し小さめのリュックを担ぎ運んでいた。しかし、それで運べる量はたかが知れている。しかも、歳を重ね、だんだん運ぶのがしんどくなってきた。そこで、最近は送ることにしている。送料は少し高いが、なんせ楽チンであり、量に制限はない。

それも、最初は国際宅急便や郵便局を利用していたが、最近は、大口輸送の業者に頼んでいる。そちらの方がはるかに安い。クロッパという会社だ。パナハチェルにある。今年3回目だがもうすっかりおなじみという感じだ。

「おう、ソウジ今年も来たか。指定してくれた日に品物はちゃんと数を数えて送るから、ここの倉庫は自分の倉庫と思って遠慮なしに荷物を積んでおいてくれ。」 大柄で明るく如何にも人のよさそうな所長がそう言った。

遠慮なしに、買った荷物は自分の部屋に運ばずにクロッパの倉庫に直行した。そして最終日、荷物はきちんと袋に詰められ積んであるのを確認し、運送料金を払って帰国した。

帰国して5日目に関西空港から荷物が届いたとの電話があった。通関手続と家までの送りを阪急阪神エキスプレスという会社に依頼する。
 送り状と荷物を確認した係員から翌日連絡があり、送り状と内容物が全く一致しない。この送り状だけでは何がなんだかさっぱりわからない。これでは絶対に税関を通過することはできません、と言うではないか。送り状を作り直す必要があるという。送り先に連絡をして、作り直して送ってもらえとのことだ。
 さらに悪いことに、コーヒー豆をいくらか送ったのだが、それについても何にも書かれていない。今グアテマラは麻薬の輸送ルートとして問題化しており、その麻薬の臭いを消すためにコーヒーがよく使われるというから始末が悪い。さて困った。

その先いろいろあったのだが、省略して結論を言うと、この品物は自分が買い自分が自分宛に送ったもので、送った内容も金額も全部把握しているため、自分で送り状を書いたという形にしたらいいということになった。やれやれだ。
 実際は、たった1週間ほどのことであったのだが、品物受け取りまでの時間の長かったこと。

 

 結論

 何にせよ、人任せはいけません。自分のことは自分でやりましょう。

 

 尚、送った品物については、何一つ問題はなく全部到着した。

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